2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏色の空と君とド・マン

表題には何の意味もありませんが、ポール・ド・マン読書会のお知らせです。 日時:8月11日(土)午後2時から 場所:首都大学東京南大沢キャンパス5号館1階 人文学部演習室3(人文―137)(京王相模原線南大沢駅改札を右折して直進し、大学正門を入ってし…

『新編 シェイクスピア案内』

前のエントリーで紹介した、日本シェイクスピア協会編新編 シェイクスピア案内をご恵贈いただきました。ありがとうございます。 ということで、早速一読。全11章と文献ガイド、王統系図、年表、索引という構成。各章は、シェイクスピアの生涯、当時の政治状…

新刊(の宣伝)

もうすぐ出るようです。 ジュディス・バトラー『生のあやうさ-哀悼と暴力の政治学-』(本橋哲也訳、以文社) Precarious Life: The Power of Mourning and Violenceの日本語訳ですね。 それから、以下のものが出たようです。新編 シェイクスピア案内作者: 日…

前期授業終了&新刊

24日火曜日。某大学で授業を行い、これにて前期の授業はすべて終了。ここの期末試験は学年統一試験で、来週行われることになっている。で、試験監督はしなくてもいいのだけど、自分のクラスの学生の分を採点しなければいけないとのことで、それは8月の頭に。…

愛と戦いの合評会

21日土曜日。昼から神保町。日本英文学会関東支部例会@専修大学神田キャンパス。 午前中に妙に眠くてだらだらしていたせいで、会場入りしたのはシンポジウム「感性表現の英米文学―人間の感覚は何をとらえ、どう表現するか?」の終盤。なのでシンポについて…

近代文化史入門

木曜日の授業は先週で終わったので、今日は研究日。とはいえ、書類を書いたり細かい仕事を少しばかりしただけで半日終わる。要領悪いなぁ。 残りの半日は以下の本を。画像がまだ出ないようだけど、カヴァーは18世紀イタリアの画家パニーニの美麗なギャラリー…

前期終了・第二弾

某大学で期末試験を行い、こちらも前期終了。3クラスで、うち2クラスは同じ内容の授業なので、試験も2種類。どちらも問題数が多かったようで、どのクラスでも一部の学生さんたちに怒られた。申し訳ない。ある学生さんには「先生、何てことするんですか!」と…

前期終了・第一弾

某大学での前期の授業が終了。毎度のことながら、反省点や課題が山積。英語でのプレゼンテーションを数回させて評価をつけるという方針(これは全体で共通)と、普段の授業で使用するテキスト(これも共通)とが、ほとんど絡まないというのが最大の問題だっ…

スピヴァク 追記

昨日のエントリーで書いた講演のことで、どうも「想像力」云々のくだりが自分で読んでも全然わからない。何が抜けているかと思ったら、たぶん、「判断」に関するくだりかなと。スピヴァク先生は、「理論的判断」と「経験的判断」という話をしていて、それは…

MANGA Shakespeare

7月8日。昼から茗荷谷。「MANGA・シェイクスピアに見る文化の移動と変容」@筑波大学東京キャンパス大塚地区。 日本の「マンガ」が海外でも人気で、"illustrated books"や"graphic novels"、"Western comics"(含アメコミ)とは違うジャンルとして、"manga"…

スピヴァク講演会

7月7日土曜日。昼から国立。 ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク講演会「人文学における学問的アクティヴィズム」@一橋大学 通訳 本橋哲也(東京経済大学) 伊藤るり(一橋大学) コメント 李静和(成蹊大学) 岩崎稔(東京外国語大学) 司会 鵜飼哲…

Spivak

明日の来日講演に行くつもりなので、何か読んでおこうかと思ったのだけど、著作それ自体とか読み直すのも辛いので、手抜きをして(ってゆうのも失礼だが)以下のものを再読してみたり。ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク (シリーズ現代思想ガイドブ…

オースティンとかナショナリズムとか

研究日(というか、月曜日は授業準備日)。いつものようにファミレスで今週の授業の準備など。いよいよ前期も終わりが見えてきた。 先週土曜日(6月30日)は、午後から目黒。日本オースティン協会第1回大会@明治学院大学白金キャンパス。昨年発足したばかり…