2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

サティ

ドライデンの Aureng-Zebe、実在の人物としてはAurengzeb(e)と表記され、「アウラングゼーブ」というのが一応インド史の方での標準的な表記のようだ。で、この『アウラングゼーブ』を「オリエント表象」研究の文脈で読む場合、もっとも重要な問題が「サティ…

英文学会&筋少

来週末の英文学会全国大会、新型インフルエンザの関係で懇親会は中止とのこと。普段お会いしない方々にご挨拶する機会だと思っていたのだけど、仕方ない。関西の方で、学校が休講になった高校生が、せっかくの休みをエンジョイすべくショッピングやらカラオ…

業務連絡(訂正)

携帯が故障したらしく画面が映らなくなったので、これから修理に出します。場合によっては買い替えということになるかもしれませんが、いずれにしてもしばらく携帯で連絡をとることができません。緊急の際には不都合があるかもしれませんが、ご容赦ください…

Gauri Viswanathan来日

以下のような催しがあります。私自身は行けるかどうかわからないのですが、ご関心のある方々はぜひお誘いあわせの上ご参加ください。事前申し込みなどは不要です。 植民地支配下のインドにおける教育・文学・政治をめぐって 〜ゴウリ・ヴィシュワナータンさ…

Gods and Freaks

二週間近く更新の間が空いた。その間にやっていたのは大体が校務と授業準備と授業で、そのあたりのことはあまりブログには書かないことにしようと思っていたら、他に書くことがなかったわけで。研究とかちゃんとしないとな。あとストップしたままの翻訳も。 …

「新世界」と「旧世界」

ドライデンの Aureng-Zebe は、ドライデン研究プロパーにおいては比較的マイナーで、しばしば「ドライデンがヒロイック・カプレットを用いて書いた最後の英雄劇」として言及されるに留まる場合もある。理由はいろいろあるのだろうけど、単純にあまりヒットし…