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私もほんの少しだけ執筆した本が出ます。

喜志哲雄監修、圓月勝博・佐々木和貴・末廣幹・南隆太編集『イギリス王政復古演劇案内』(松柏社、2009年)

アマゾンではまだなので、書影、目次等は版元のページを御覧ください。
http://www.shohakusha.com/detail.php?id=a9784775401637

私は第8章「王政復古演劇 必読の17本」のうちドライデンの『グラナダ征服』について書いています。

王政復古期の英文学、特に演劇に関しては、日本では研究の蓄積はまだまだ少ないですし、その全体像のきちんとした紹介もなされてきていなかったと思います。本書はその本邦初のものと言っていいでしょうし、この分野についての今後の研究の出発点・参照点ということになっていくものだと思います。また、この時代の専門の方だけでなく、広く一般読者のためのものでもありますので、ぜひお手にとっていただきたいと思います。