今週のこと

連休最終日の月曜日、午後から湯島天神へ。学問の神様に学業成就のお祈り。博士課程の三年も終わってしまうのにまったく学問を修められていないのは、きっと今までここに来なかったせいであろう。とは言え、主たる目的は梅祭。まだまだ咲き始めたばかりだけど、それなりに風情があってよろしいかと思われ。宝物殿では、梅祭にあわせて所蔵品から梅の絵などを展示。横山大観とか。


ここしばらく電車での移動用に持ち歩いていた本を、今回の移動中にやっと読了。

Stuart Britain: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)

Stuart Britain: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)

小さい本だけど、修正主義以降の17世紀イギリス史の要点を簡潔にまとめた優れた入門書(だと思う)。
以前、知り合いの若手歴史研究者が講読で使っていると言っているのを聞いた覚えがあるが、確かに、17世紀イギリス史について英語で読む最初の一冊としては適切だと思われる。


火曜日以降は、なんだか今後の身の振り方についていろいろと心配事などあり、落ち着き無く過ごしてしまった。
落ち着かないときには英語の勉強でもして気を紛らわすのもよかろうと(実益もあるし)、本屋で見かけた英語表現の本などパラパラと。

CD BOOK 国際会議・スピーチ・研究発表の英語表現

CD BOOK 国際会議・スピーチ・研究発表の英語表現

類書はいろいろあるのだろうけど、そう言えば私はこの手の本を読むのは初めて。研究発表や質疑応答の定型的な表現だけでなく、司会者、受付、来賓などの場合に使える表現やレセプション・パーティでの会話の言い回しなどなど。CD付きなのは嬉しい。いや、別に当面「国際会議」などに参加する予定はないのだけど。


そんなことをしつつも、そろそろ次の論文のことなども。昨年3月に某学会東京支部(註:関東支部にあらず)で、ドライデンが書いたクロムウェル追悼詩のことやらを発表させてもらったのだけど、そのまま放置していたので、それをどうにか活字にしたいなと。さて、どうなることやら。


そういえば、12月にうちの院生雑誌用に書いた「やっつけ仕事」も、査読は通ったものの3月頭までに修正をいろいろとしなければいけないのだった。さて、どうなることやら。


ああ、そういえば、本当は昨年内に書かなければいけなかった原稿もまだ大量に残っているのだった。ごめんなさいごめんなさい。


まあ、でも、あれだ、学問の神様に100円もお賽銭を投げてきたのだから、きっとどうにかなるさ。