まだシェフィールド

出発前から予定が二転三転していたのだけど、結局今週もシェフィールド大学にてサマースクールに参加。せっせと英語の勉強をしている次第。といっても、授業自体は平日に2〜3コマだけで、あとは基本的に自由時間なもので、大半は散歩と読書に費やしていたり。おそらく、この二週間に限っては、私はシェフィールドのThe Botanical Gardensに最も長く滞在している日本人であろうと思われる。平日の夕方とか、日曜の午後とか、だいたいその中をうろうろしたり、ベンチで本を読んだりしているもので。

で、緑に囲まれつつ読了したのが↓のこれ。再読だけど。

Culture and Power in England, 1585-1685 (Social History in Perspective)

Culture and Power in England, 1585-1685 (Social History in Perspective)

一次文献にあたってオリジナルのリサーチをするという本ではなく、表題にある時期に関する文化史とその関連分野の研究動向をまとめたもの、ということになるのだけど、この手の本としてはやはり出色なのではないかと。もちろん、本書が出て以来、つまり2000年代に入ってからの動きに関しては別に勉強しないといけないけど。