たまには
新しめの情報でも。青灯社から新しい哲学の入門書シリーズ、全19巻。「中学生にもわかる」という謳い文句。ということなので、私でもわかるらしい。著者は全て哲学研究者・ダンス批評家の貫成人。「ダンスを愛する著者らしく、語り口もリズミカル」(by鷲田清一)だそうな。実物を見ていないので何とも言えないけど、厚い本でもないようだし、移動のお供としても丁度いいかな。
先日第一回の配本で三冊同時刊行。最初のラインナップは以下の通り。
『ニーチェ すべてを思い切るために:力への意志』
『フーコー 主体という夢:生の権力』
『カント わたしはなにを望みうるか:批判哲学』
次回配本予定はハイデガー。(以下、全て副題は仮題とのこと)
『ハイデガー 存在の贈与:存在論』
今後のラインナップ。
『デカルト 絶対確実なもの:コギト』
『ホッブズ 欲望と国家:リヴァイアサン』
『スピノザ すがすがしい従属:永遠の相のもとに』
『ヘーゲル 近代精神の完成:絶対精神』
『マルクス 人間の条件:唯物史観』
『フッサール 生きられた現実:現象学』
『ウィトゲンシュタイン 意味から自由であること:言語ゲーム』
『サルトル わたしである自由:実存主義』
『メルロ=ポンティ 世界の手触り:身体的実存』
『レヴィナス わたしはいつ脅かされるか:他者の顔』
『ラカン 自我の構造:構造主義的精神分析』
『デリダ 西洋哲学という不可能:脱構築』
『ドゥルーズ 現代社会の深層:生産する欲望』
『ボードリヤール 作られる欲望:シミュラークル』
『ネグリ&ハート グローバリゼーションとはなにか:帝国』