論文とか

先日書いたドライデンの詩についての論文が収録された雑誌が刊行。TMU関係者各位のお手元へは近日中に届いたり届かなかったりするかと思います。さて、次の論文をどうするか。何を書くかという点もだけど、どこに出すかというのも私のような駆け出しにとっては重大な問題だ。そういえば、そろそろ博論のために、今まで書いたものを書き直すという作業も始めていかないと。まずは、博士課程に入ったばかりの頃に書いた『アブサロムとアキトフェル』論をどうにかしないといけない。あれはおそらく全面的に書き換えないといけないだろうし。


以前のエントリーで触れた『思想』のポーコック特集を先日入手。半分くらい読む。ポーコック自身の文章やインタヴューもあり、様々な論者によるポーコック論も充実。この偉大な政治思想史家の多岐に渡る仕事の概要もわかるし、「ポーコック以後」の展開もいろいろと。


ちなみに昨日読んだのは↓

ステーシーズ―少女再殺全談 (角川文庫)

ステーシーズ―少女再殺全談 (角川文庫)


で、今読んでるのが↓

条件なき大学―附:西山雄二「ジャック・デリダと教育」

条件なき大学―附:西山雄二「ジャック・デリダと教育」


これはやっぱりサイードの↓と合わせて考えたいもの。

人文学と批評の使命―デモクラシーのために

人文学と批評の使命―デモクラシーのために


二人とも「人文学」の可能性に賭けているわけだけど、さて私なんぞに何ができるだろうかと考えたりもする。