English Gentlemanとは
昨日と今日の2日間、第29回スチュアート朝研究会@専修大学神田キャンパス。
今回は2日間に渡って、William Wycherleyの芝居を4本(彼が残した戯曲はこれで全て)。
- 作者: William Wycherley,Peter Dixon
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 2000/02
- メディア: ペーパーバック
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私は今回、第2作目であるThe Gentleman Dancing-Master(1672年初演)を担当。思いつきを話す。私の思いつきの話をコメンテーターの先生がきれいに整理してくださったのだけど、内乱を経て18世紀に向けてイングランドの文化状況が変化していくなかで、改めて「
それにしても、やっぱりcomedyとかfarce、あるいはsatireといったジャンルの作品は難しい。笑いの「ツボ」みたいなものはやはり歴史的なもので、当時の観客がいったいどの辺りを笑ったのか、なかなか判断ができないことがある。もちろんどうやったって十七世紀人にはなれないわけだし、観客の反応に関する資料は限られているから、結局は、たくさん作品を読んでいくなかで、「どうやらこういうのが受けたらしい」というのを掴んでいくしかないのだろう。
そして謝罪。初日「大遅刻」してすいませんでした。(自分の報告に間に合ったのがせめてもの救いであります。)