回線不調

相変わらずネットへの接続に不具合。つながらない時間が長い。ネットにつながらない時には電話もまともにつながらないので、これはやはりパソコン、モデム、ルータや電話機の問題ではなく、回線それ自体の不具合なんだろうな。N○Tに相談か。


昨日、駒場に行ったついでに生協を覗いてみて(駒場には何度も足を運んでいるが、生協書籍部はたぶん初めて)、いろいろ欲しい本などもあるのだけど、高い本は我慢して、とりあえず雑誌を二冊。

現代思想2008年9月号 特集=大学の困難

現代思想2008年9月号 特集=大学の困難

大航海 2008年 10月号 [雑誌]

大航海 2008年 10月号 [雑誌]


前者については、「都立大改革」についての文章もあるのだけど、まあ、それはいい。インタヴュー、鼎談と、いくつかの論考に目を通して、現在の大学の置かれている状況についていろいろと勉強。いやあ、大変だ。このような状況の中で、人文学研究に何ができるのか、(書き手の多くが「人文系」の人たちなので)考えるヒントのようなものもいろいろと示されているのだけど、同時に、ちょっとこれは無理かもしらん、と思ったり思わなかったり。

いや、まあ、結局は「言語教育」と「教養教育」の必要性とか重要性をきちんと示し、それを実践していくことが、大学や社会に「貢献」していくことになるのだろうとは思うわけだけど、教育(研究もだけど)の成果を「すぐに、数字で」出さないといけないらしい昨今の状況では、何とも辛い。

先日の英語教育のイヴェントでもそんな話が出ていたけど、教育(と研究)が資本主義的論理からどうにか(相対的であれ)自律性を確保できていないと、きついなぁ。


『大航海』の方は、ほとんど趣味だけど、昨今流行の1980年代論についてある程度の見通しが得られるかと思って購入。電車読書用か。