咳き込みつつ、授業とか
一昨日の夜からどうも風邪っぽく、昨日の「研究日」は結局「休養日」となる。咳が酷くて何も手につかなかったし、眠れもせず。やれやれ。
今日はだいぶ咳も治まってきたけど、それでもちょっと辛い。咳き込みつつ午前に非常勤で1コマ、午後にはマーヴェル。今読んでるのは"Horatian Ode"。非常にambiguousな詩であり、(執筆時期として推定されている)1650年の政治的不安(クロムウェルはそろそろ権力の座に近づきつつあるけど、まだ先が見えないし、そもそもクロムウェルの独裁に対する危惧もあったはず)を、ある意味ではよくあらわしていると思う。
この週末は岩手でシェイクスピア学会なのだけど、諸般の事情で(主に財政面)で、不義理を働くことに。お世話になっている先生方には申し訳ありません。あと、O君、報告頑張って。応援してます。
で、その代わりというわけではないけど、明日は都内で別の某学会の例会に参加予定(風邪が悪化しなければ)。Thomas Traherneの話を聞くことになっているのだけど、Traherneのことは全然知らないので(ドライデンと同時代の詩人なのに)、慌ててDLBからTraherneの項目をコピーしてきて、今夜読むことに。
発売中の『英語青年』の最新号の「海外新潮」でも、Traherneと初期近代の写本/手稿文化について書かれていたけど、明日もその方面のお話になるのだろう。
『英語青年』といえば、「リレー連載:レイモンド・ウィリアムズとの出会い」の第一回も、母校の事務室で咳き込みつつ拝読。だんだんと、「RW研究会系の人々」(という括り方でいいのかしら)の言葉遣いに慣れてきた、気がする。(←こんな感想ですいません。)