三つ目

昨日4日(土曜日)は朝の授業ののち午後から研究発表@身内の英文学会。
内容的には以前に論文にした『驚異の年』論に加えて王立協会絡みで「(近代)科学」と「技術」(特に航海術)の関係について。ドライデン研究的には(そして王政復古期研究的にも)新しいテーマではないし、『驚異の年』と「近代科学」との関係については優れた論文がすでに書かれている。それで一度きちんと勉強して自分なりに何か言えればと思って、科学史の本などもいくつかチェックしてみたりはしたのだけど、どうにも準備不足でグダグダ。我ながら焦点のぼけたもので、聴衆からよい反応を引き出すこともできなかった。よくない。やはり、1ヶ月で発表3回はきつかったか。


さて、次の口頭発表はたぶん10月。その前にまずは7月末までに翻訳と小さな書き物を二つ。学期末の諸々のなか、いけるのかしら。


イギリス科学革命―王政復古期の科学と社会

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一七世紀科学革命 (ヨーロッパ史入門)

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Ingenious Pursuits: Building the Scientific Revolution

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