ドライデンの宗教詩2編

ここしばらく、通勤電車のお伴として Earl Miner 編纂のドライデン選集を持ち歩いていて(厚いけどサイズは小さいから)、パラパラとめくっている。で、1680年代以降のドライデンといえば、カトリックへの改宗という問題が大きな出来事であるわけで(名誉革命で公職を追われるのもそのせいだし)、となると彼が80年代に書いた2編の宗教詩 "Religio Laici" (1682) と "The Hind and the Panther" (1687) を読み直す必要がある。

ということで、電車でちょっとずつ再読しているわけだけど、以前に読んだ時と同様、やはり難しくて、編者の解説に書いてある限りのおおまかな主張はわからんでもないけど、細かい点はもっとじっくり付き合わないとどうしようもない。やっぱりカリフォルニア版とロングマン版の注釈とにらめっこしないとダメか。

とはいえ、「読みました」というアリバイ作りくらいにはなるか。

Selected Poetry and Prose of John Dryden

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