学魔降臨

3月13日(土)に成蹊大学にて高山宏先生の講演があるとのこと。以下に案内を載せておきますので、ご関心のある方は是非。

高山宏氏 講演会──「視覚文化と英米文学」

 日時:2010年3月13日(土)15:00〜18:00

 

 場所:成蹊大学3号館 101教室

 

〈講演概要〉カリスマ高山宏、30年にわたる英文学研究を総決算(今年の総括講演企画の第一弾)。いくつかの大学改革の中で英文学から表象論・精神史・文化史の研究・教育へと舵を切った過程を「視覚文化論」の名でまとめながら、それが英(米)文学研究をどう変え得るか話す。具体的にはジョン・ダンとヴンダーカンマー、スターンと時代の壁紙デザイン、E・A・ポーとピクチュアレスク、漱石観相学、他。

 

 高山宏氏プロフィール

 1947(昭22)年生まれ。批評家。翻訳家。明治大学国際日本学部教授。

 研究テーマ

 ヨーロッパのVisual culture 全般。現今のsubcultureの源流とも思われる17〜19世紀の視覚文化史・映像論の中の日本。

 著書 

 『アリス狩り』(青土社、1981)『目の中の劇場』(青土社、1985)『ふたつの世紀末』(青土社、1986)『メデューサの知』(青土社、1987)『世紀末異貌』(三省堂、1990)『痙攣する地獄 FANTASMALII』(作品社、1995)『庭の綺想学 近代西欧とピクチャレスク美学』(ありな書房、1995)『綺想の饗宴』(青土社、1999)など多数。

 

 この講演会は、成蹊大学研究助成「歴史のなかの絵画」の共同研究の一環として開催します。学生、教職員、一般の方、講演内容に関心のある方ならどなたでも歓迎します。ふるってご参加ください。

 

 キャンパス案内:http://www.seikei.ac.jp/gakuen/campus_uni.html

  

 問い合わせ先:文学部・庄司宏子(hirokoshojiアットfh.seikei.ac.jp)「アット」は@にかえてください。