FD推進会議

一昨日と昨日、浜松。ということで地震にも遭遇。まあ、私がいたところは大した揺れではなく、宿泊先のホテルのエレベーターが止まって移動が面倒だったくらい。

で、浜松にて、日本私立大学連盟主催のFD推進会議に参加。大学専任1〜4年目の教員を対象にしたもので(もっと経験のある参加者も数名いたけど)、参加者は80名ちょっと(+私大連側から運営委員と事務局の人たちが20名くらいで、総勢100名ほどか)。プログラムは以下の通り。

第一日目
 開会
 基調講演
 問題提起
 オリエンテーション
 グループ討議
 模擬授業ワークショップ説明
 懇親会

第二日目
 模擬授業ワークショップ
 全体ふりかえり
 閉会


ちなみに初日の「問題提起」では、普段は研究面でお世話になっているD大のE先生からFD関連のお話を聞くという貴重な機会を得た。
で、全体としてとても勉強になる集まりだったし、いい経験をさせてもらったと思う。当面、私にできるのは「狭義のFD」(授業内容・方法の改善)であるわけだけど、「広義のFD」(教育、研究活動、社会貢献、管理運営に関わる教員団の職能開発。その目標を明確に定め、その実現のためにPDCAサイクルを機能させられる組織にすること)についてもいろいろと考えさせられたし、組織の一員としての当事者意識をもっと持たないといけないなと思ったり。

その「狭義のFD」に関しては、やはり他大学・他分野の先生たちの模擬授業に学生役として参加させてもらうという経験ができたのはよかった。なるほどこういう工夫をするといいのだなと、参考になることがいろいろと。もちろん私も模擬授業をして(ロバート・バーンズの詩を読むという内容。事前にはパラグラフ・ライティングの授業をするつもりだったのだけど、なんとなく「文学」の方がいいのかなと思って変更した)、有益なご意見をいただいた。

他にもいろいろあるけど、心残りは、浜松まで行ったのにウナギを食べてこなかったこと。