2010-01-01から1年間の記事一覧

新英米文学会&筋少ライヴ

また間が空いたけど、備忘録。12月18日(土)、午後から高田馬場。新英米文学会例会@早稲田奉仕園。 研究発表が3本。シリトーの「長距離走者の孤独」における「走ること」(と、走るのをやめること)と主体性の問題、フォークナーの『八月の光』&『アブサ…

『ピューリタン革命と複合国家』

ここしばらくこのテーマで精力的に研究をしてきた著者による簡便な書。だいぶ前に出ていたけど、気づいていなかった。ピューリタン革命と複合国家 (世界史リブレット)作者: 岩井淳出版社/メーカー: 山川出版社発売日: 2010/05/01メディア: 単行本購入: 2人 …

フェリスのシンポ

私は当日別件で参加できないけど、面白そうなのでヴィクトリアンな方々などはどうぞ。 http://www.ferris.ac.jp/event/pdf/20101204.pdf

17世紀英文学会

先週13日(土)、17世紀英文学会東京支部の例会。特別ゲストに Dr. George Southcombe (University of Oxford, Somerville College) をお迎えし、 "The Varieties and Uses of Dissenting Verse, 1660-1700" と題して講演。Dr. Southcombe は、まだ若い歴史…

英文学会関東支部

先週6日(土曜)には英文学会関東支部の大会@慶應義塾大学三田キャンパス。1限の授業に加え重要業務があって昼過ぎまで職場だったので、シンポジムは半分くらい(キーツとシェリーの話とパウンドの話)を拝聴。それから研究発表はイーヴリン・ウォーについ…

エリオット

ちょっと思い立ってT・S・エリオットのドライデン論など再読していたのだけど、そのエリオットに関して新たな本が出るらしい。モダンにしてアンチモダン ――T.S.エリオットの肖像作者: 高柳俊一,佐藤亨,野谷啓二,山口均出版社/メーカー: 研究社発売日: 20…

シェイクスピア学会、18世紀研究会、『じゃじゃ馬馴らし』

備忘録を書くことを忘れないための備忘録が必要かもしれない今日この頃。10月16日(土)、1限やってから空路福岡へ。休講にしてもよかったのだけど、その前の土曜日にアメリカ文学会のために休講にしたので、今日は早めに終了させるにとどめる。で、シェイク…

アメリカ文学会終了

10月9日(土)、10日(日)に開催の日本アメリカ文学会全国大会、どうにか終了。開催校の一員として運営に携わった私としては「無事に」とは言えず、いろいろ不手際がありましたが、どうぞご容赦ください。ちなみにこの2日間で2キロ体重が減りましたので、「…

アメリカ文学会全国大会

今週末9日(土)、10日(日)に立正大学にて日本アメリカ文学会全国大会が開催されます。 私も開催校の教員ということで働きますが、ご参加の各位にご連絡。というのは学食の件で、両日ともにうちの食堂スエヒロが営業してます。土曜日は昼から夕方までの通…

時節柄

夏休みあたりから、このブログに「シェイクスピア 卒論」とかそういうキーワードでやってくる人が複数いる。学期末には「シェイクスピア レポート」とかも。それでいったい何を求めているのかわかるようなわからないような気がするわけだけど、あまりご期待…

観劇&研究会など

備忘録的な何かなのにあまり書いていなかったので、「通常業務」以外のイベント記録を。8月24日(火)、夕方に下北。年年有魚『対岸の花火』@下北沢OFF・OFFシアター。今回は饅頭屋さん。我らがNo.4も回を追うごとに出番が増え、今回は主役級か。いい話でし…

『オスマンVSヨーロッパ』

後期の授業で『オセロー』を扱う予定で、初期近代の地中海世界の状況に触れたいと思い、そうなるとやはりヨーロッパ世界とオスマン帝国との関係について考えておかないといけないかと。とりあえず本棚にはあったけど未読だった↓に目を通す。オスマンVS.ヨー…

『思想としてのシェイクスピア』

またも。思想としてのシェイクスピア---近代世界を読み解くキーワード50 (河出ブックス)作者: 本橋哲也出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/08/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (4件) を見る

『思想』ヘイドン・ホワイト特集

出てましたね。この夏に読めるかなぁ・・・。 http://www.iwanami.co.jp/shiso/index.html

『<死の欲動>と現代思想』出来

(私のようなものにまで)ご恵贈いただきました。ありがとうございます。〈死の欲動〉と現代思想作者: トッド・デュフレーヌ,遠藤不比人出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2010/07/24メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 214回この商品を含むブログ (8件)…

『ザ・キャラクター』

7月30日(金)、夜に池袋。NODA・MAP 第15回公演『ザ・キャラクター』@東京芸術劇場。作・演出 野田秀樹。出演 宮沢りえ、古田新太、藤井隆、美波、池内博之、チョウソンハ、田中哲司、銀粉蝶、野田秀樹、橋爪功、ほか。例によって、どんな話かまとめるのは…

ヘイドン・ホワイト

前に来日したヘイドン・ホワイトの立命館での講演「ポストモダニズムと歴史叙述」が訳出されて公開されている(とはいえ、「付記」によると、このもとの英語原稿をそのまましゃべったわけではないらしい) http://www.arsvi.com/2010/1007hw2.htmいすれにし…

『〈死の欲動〉と現代思想』

いつもお世話になっているid:melanie-ji-woo先生のお手になる翻訳書が出ます。〈死の欲動〉と現代思想作者: トッド・デュフレーヌ,遠藤不比人出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2010/07/24メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 214回この商品を含むブログ …

『2番目、或いは3番目』

備忘録。7月12日(月)、研究室に諸々の仕事のあと、夕方から下北沢。 NYLON100℃ 35th session 『2番目、或いは3番目』@本多劇場。 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ。 出演 犬山イヌコ みのすけ 三宅弘城 峯村リエ 大倉孝二 松永玲子 村岡希美 藤田…

『アメリカ文学必須用語辞典』

ご恵贈いただきました。ありがとうございます。アメリカ文学必須用語辞典 (松柏社叢書―言語科学の冒険)作者: スティーヴンマタソン,Stephen Matterson,村山淳彦,福士久夫出版社/メーカー: 松柏社発売日: 2010/07/01メディア: 単行本 クリック: 27回この商品…

エストニア

昨日8日(木)、夕方からうちの大学にて、「エストニア×日本 ことば 翻訳 詩」というイベント。ゲストはエストニアのタリン大学学長レイン・ラウド先生と若い同僚のラウリ・キツニック先生。ラウド先生は日本古典文学研究者にして詩人・小説家、キツニック先…

身内の学会

先週26日(土)、午後から職場にて身内の英文学会。今回は初の試みとして、学生による英語スピーチ・コンテストを第一部に。6人の学生さんが5分くらいずつスピーチ。お題は英語教育、児童虐待、インターネットと人間関係、などなど、中身も立派なら話す英語…

『シェイクスピア・ハンドブック』

id:saebouさんも執筆している↓が、密林より研究室に到着。今週後半の通勤時にでも目を通そう。シェイクスピア・ハンドブック作者: 河合祥一郎,小林章夫出版社/メーカー: 三省堂発売日: 2010/06/18メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブ…

研究発表&演劇ロック

あいかわらずばたばた。去年は新人ということで何かとあたふたしていたが、今年は少し慣れてきたところでやっぱりあたふた。ばたばたあたふたする度合いがどんどん高まっているような気もする。そんななか、去る12日(土)には、十七世紀英文学会東京支部例…

ボズウェル

御恵贈いただきました。ありがとうございます。ヘブリディーズ諸島旅日記 (中央大学人文科学研究所翻訳叢書)作者: ジェイムズボズウェル,中央大学人文科学研究所,中央大人文科学研究所=,「S.ジョンソン研究」チーム出版社/メーカー: 中央大学出版部発売日: 2…

ペトラルカ

ご恵贈いただきました。感謝です。ペトラルキズムのありか―エリザベス朝恋愛ソネット論作者: 岩永弘人出版社/メーカー: 音羽書房鶴見書店発売日: 2010/06メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 17回この商品を含むブログ (1件) を見る副題にあるとおり、エリ…

神戸

あいかわらずばたばたしていて、やるべきことが進まない、のみならずたまる一方か。各方面にお詫び申し上げます。で、備忘録。5月29日(土)、1限をやってから新幹線で神戸へ。英文学会のシンポ開始時間にはもはや間に合わないので、いったん三宮のホテルへ…

いただきものなど

ご恵贈いただきました。ありがとうございます。まだアマゾンに書誌情報がないけど。トマス・ハーディ『トマス・ハーディ全集10 キャスタブリッジの町長』鮎澤乗光訳、大阪教育図書、2010年。しかしすごいな、全19巻になるのか。 それと、たまには新刊情報な…

『オセロー』

昨日17日(月)、研究室で仕事をして、夕方から早稲田。インターナショナル・シアターカンパニー・ ロンドン (ITCL)第34回日本公演『オセロー』@大隈講堂。シェイクスピア作品を生で観るのはものすごく久しぶりな気がする。そんなことでいいのか。それはと…

ジョンソンまつり

5月15日(土)、午前に授業をして、昼に神保町。18世紀イギリス文学・文化研究会第15回例会@専修大学神田校舎。昨年生誕300年だったサミュエル・ジョンソンをめぐってシンポジウム的に。報告者は三名で、それぞれジョンソンの『ラセラス』(Rasselas)にお…