ジョンソンまつり

5月15日(土)、午前に授業をして、昼に神保町。18世紀イギリス文学・文化研究会第15回例会専修大学神田校舎。昨年生誕300年だったサミュエル・ジョンソンをめぐってシンポジウム的に。報告者は三名で、それぞれジョンソンの『ラセラス』(Rasselas)における「アフリカ」表象、ジョンソンの視覚芸術にたいする姿勢と文章表現との関連、そしてジョンソンのスコットランドアメリカ、アイルランドへの態度、といった話題。どれも非常に勉強になったし、その後の懇親会でもいろいろと話が聞けてよかった。今月末31日(英文学会全国大会の翌日)にはジョンソン協会大会もあるので、さらに18世紀のことを勉強してくるとしよう。いずれは、「長い18世紀」じゃなくて普通の18世紀の文学についても何か書きたいと思ってはいるわけで。