シェイクスピア学会

3日土曜日、一限の授業をしてから筑波。第48回シェイクスピア学会@筑波大学

研究発表を4本拝聴。最初の3本は「王政復古部屋」。扱われたのはそれぞれ、1699年初演のコリー・シバーによる改作版『リチャード三世』、1695年初演のトマス・サザンによるべーンの『オルノーコ』の舞台翻案、そして内乱期に上演されたウィリアム・ダヴェナントの『ロードス島の攻囲』。その後部屋を移って『ハムレット』について。

それぞれとても興味深く聴きつつ、頭の中では今度の自分の研究発表の参考になるようなネタは転がっていないかと考えていたり。

学会の懇親会に一時間ほど顔を出し、その後は先般刊行された『イギリス王政復古演劇案内』の執筆者&編集者で出版祝いの会。「出版記念パーティ」のような派手なものではなく、普通の飲み屋で普通に飲み会。私が書いたのはほんのわずかの部分だし、それすら監修者や編者の先生方のおかげで書けたようなもの。あらためて感謝。で、日付が変わるころに帰宅。

翌4日は学会2日目に行きたかったのだけど、朝9時から夕方まで校務で休日出勤。さすがに疲労。


イギリス王政復古演劇案内

イギリス王政復古演劇案内