ここ最近のことなど
せっかくブログをはじめたのに、どうも更新が滞る。
当初は、前まで書いていたウェブ日記と同じような感じでいこうかと思ったけど、それだと愚痴が多いし、芸もないし(いや、もともと芸のないつまらない人間なわけだけど)、どうしたものかと。何か面白ネタを探してみるとか、時事ネタを語ってみるとか、読んだものに関してもっと批評性のあるコメントをしてみようかとか、そんなことを考えているうちに、せっかくご登録いただいたアンテナの下の方に埋もれてしまったりするわけで(id:zappaさま、ご登録ありがとうございます)、とりあえず何か書くことにした次第。
ということで、10月28日の日本英文学会関東支部例会での研究発表の後、ウェブ・サイトのデータが吹っ飛んで以来の一ヶ月ほど何をしていたか、まずは基本的な活動を箇条書きで。
・うちの大学院の授業でシェイマス・ヒーニーの現代詩人論を読む。
・他所の大学院の授業でカルチュラル・スタディーズのリーダーを読む。
・うちの学部の授業でセジウィックの『男同士の絆』についての講義を聴く。
・非常勤で英語の授業。
・何か原稿を書く。
基本は上記の通り。次に、イベント的なもの。
・11月10日。阿佐ヶ谷スパイダース『イヌの日』(作・演出 長塚圭史)@本多劇場。
・11月11日。十七世紀英文学会東京支部例会@明治学院大学。ミルトン『失楽園』の「テーブル」(食卓/聖餐台)の表象から、家庭を基盤とした近代市民社会の成立についての議論へ。
・11月12日。「ウィーン美術アカデミー名品展−ルネサンスから近代まで−クラナハ、ルーベンス、レンブラント...」@損保ジャパン東郷青児美術館。
・11月25日。オスカー・ワイルド学会の午前のシンポジウムだけ@日本女子大学。「私有財産権」をめぐる議論と、19世紀末当時の(美的・文学的・文化的)批評言説が(政治的)「反ドイツ(反チュートン)主義」言説に絡め取られる様についての話など。
・11月26日。ケン・ローチ監督『麦の穂をゆらす風』@渋谷シネ・アミューズ。
・日付は忘れたけど、クリント・イーストウッド監督『父親たちの星条旗』@TOHO THEATER 南大沢。
思い出すのは上記のような感じ。あとは日々の営みと、折々の読書、折々の飲酒。