移動のお供
電車での移動の際には、座れればほとんど寝ているのだけど、寝ていないときは授業のテキストを読んでいるか、持ち運びに便利な小さな本を読んでいる。で、たまには読んだものの紹介。
先週読んだもの。
- 作者: 行方昭夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/05/22
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 48回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
そういえば、かつて翻訳ワークショップでT山先生が、「英文を読んで、述べられている内容はわかるけどうまく日本語にならない、これは英語力ではなく日本語力の問題だ、ということを言う人がいるが、それは結局英語が理解できていないのだ」(大略)ということを仰っていたけど、それと同様なことが本書でも言われているということか。
もう一冊先週の移動中に読んだもの。
- 作者: 喜志哲雄
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 新書
- 購入: 12人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
この本で扱われている作品は、ギリシャ喜劇から現代の英米の喜劇まで幅が広いので、読んだことのあるものの方が少ないのだけど、それでもすいすいと読み進められるのは、それぞれの作品の筋や場面設定の要約の仕方が的確だからなのだろうと思う。私もドライデンの作品とかもう少しうまくまとめられるようにならないといけないなと。
そして、今週の移動のお供はこれ。
Seventeenth-Century Literature And Culture (Introductions to British Literature And Culture)
- 作者: Jim Daems
- 出版社/メーカー: Continuum
- 発売日: 2007/01/17
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログ (1件) を見る