『十二夜』&『大人は、かく戦えり』、その他

ほとんど書かずに今月が終わるところだが、記録など。

1月8日(土)、卒論の提出日。最後は私まであたふたしてしまったけど、私の指導学生は無事に全員提出。みんなよく頑張っていたし、もう少しうまく指導してあげられればよかった。反省は来年度に活かしたいもの。

1月9日(日)、お世話になっている某先生の古稀を祝う会@アルカディア市ヶ谷。70歳まで現役で元気に研究や教育ができるというのは、高齢化が進んでいるとかいわれる昨今であっても、やはりすばらしいことだと思ったり。その後若手で二次会、三次会。せまい日本を飛び出しオーストラリアで人生修業中(?)の某君が駆けつけてきたが、なんだか生き生きしており、以前にも増して生意気になっておった。いいことだ。

1月15日(土)、全国一斉のあれでお勤め。

1月21日(金)、夜に渋谷。『十二夜』(演出・潤色 串田和美)@シアターコクーン。松岡訳をベースにいろいろ削ったり足したりしているし、基本的にお祭りな演出であったので、賛否もあったようだけど、個人的にはとても面白く観劇。

1月26日(水)、学内研究所の定例会にて若きフォークナーの詩作の話など拝聴。フォークナーの「作品」で最初に世に出たのが、ビアズレ―風のペン画であったという話は驚きであった。あんまりフォークナーと「世紀末芸術」って結びつかなかったので。その他フランスの象徴派、スウィンバーン、ハウスマン、ロセッティ(兄)、キーツあたりとの関連など。

1月28日(金)、夜に初台。シス・カンパニー公演『大人は、かく戦えり』(作 ヤスミナ・レザ、演出 マギー)@新国立劇場(小劇場)。出演 大竹しのぶ段田安則秋山菜津子高橋克実。よく笑った。表面を取り繕う「大人」たちが徐々に壊れていく様がステキ。大人って大変ね、と。

その間、身内の学会の機関誌の編集作業(手書き原稿の打ちこみを含む)&自分の原稿執筆などをし、あとは通常通りの学内業務と特別な学内業務、授業、試験、来年度のシラバス作成(自分の+リレー講義の)、あと飲み会がいくつか(同僚の先生方と、学部生と、院生と)などなど。溜まっている仕事はぜんぜん片付いていない。が、とにもかくにも授業が終わって一段落ではあるので、できるところからどうにか。