授業とか芝居とか翻訳とか
昨日は、朝から非常勤の授業。近年どこの大学でも英語(に限らないけど)教育のカリキュラム等をめぐっていろいろと新たな試みがされるようになってきていることは周知のことかと思われ、うちの大学や非常勤先もその例に洩れない。詳細は無論書けないけど、非常勤先などはある意味で「最先端」をいっているようで、つまり、ラディカルなカリキュラム「改革」の結果、問題点や弊害が(多分に危機的な形で)噴出し始めている様子。もちろん、私に求められているのは、与えられた仕事を誠実に、少しでも学生のためになるように務めることなわけで、その点まだまだ至らない点が多く、毎度反省をする今日この頃。
その後夕方から三軒茶屋へ。NYLON100℃『ナイス・エイジ』(作・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ)@世田谷パブリックシアター。今回は再演で、初演は2000年。個人的には大満足。
日付変わって今日は昼から渋谷。日本英文学会関東支部主催「学術翻訳者育成」ワークショップ第6回@青山学院大学。前回は身内の学会と重なって出れなかったし課題も出していないのだけれど、話だけ聴きにいく。ちなみに、課題になっていたのは、以下の二冊からの抜粋。
Caryl Phillips, A New World Order
Bill Ashcroft, Greath Griffiths, Helen Tiffin, The Empire Writes Back: Theory and Practice in Post-Colonial Literatures (New Accents)
このワークショップ、毎回いろいろと勉強になる話を聴けるのだけど、結局痛感するのは「翻訳は難しい」ということと「ってゆうか俺には基本的な英語力が圧倒的に足らん」ということだったりする。
それにしても週末の渋谷に出かけるのは、田舎者には辛い。人ごみ怖い。