スピヴァク 追記

昨日のエントリーで書いた講演のことで、どうも「想像力」云々のくだりが自分で読んでも全然わからない。何が抜けているかと思ったら、たぶん、「判断」に関するくだりかなと。スピヴァク先生は、「理論的判断」と「経験的判断」という話をしていて、それは批評家による表象行為と、例えば西ベンガルの人々によるある種の「自己表象」との違いを考えればいい。たぶん『サバルタンは語ることができるか』におけるフーコードゥルーズに対する批判や、他のところでのネイティヴ・インフォーマントの議論あたりとも関連することだと思われる。で、アカデミズムに携わるものが「理論的判断」を行うために必要なのが「想像力」だということか。


きちんとメモを取っていないのでいい加減だけど、ご容赦いただければ幸い。


*さらに追記(7月11日)
いくつかの他のブログでの報告など読んでいると、私の報告は全く穴だらけだなと実感。
せっかく並んでいい席に座ったのにねぇ。まずいなぁ。メモの取り方を勉強すべきか。