『英語青年』と『史学雑誌』

母校での朝の授業後、まずは『英語青年』の最新号。

私的メインはリレー連載の第三回。ウィリアムズ、エムプソン、ド・マン、フロイトがつながっていく様を見せられ、知的刺激をばしばし受ける。(頭悪そうな感想で申し訳ないです。しかも、そもそもシンポジウムで聞いた話なのに。)

あと、「海外新潮」を読んで、悲劇論がそんなに盛り上がっていたのかと己が不明を恥じたり。


その後、少し時間があったので大学図書館へ行き、「卒業生」枠で利用手続き。英文学専攻の書庫は大学院をやめた後もそのまま使えていたのだけど、図書館の方は手続きが必要なのを長らくほったらかしていたわけで。
で、『史学雑誌』117編5号「2007年の歴史学界−回顧と展望−」の近代イギリス史のセクションをぱらぱらと。
著者の言うところでは、やはり王政復古期に関してはあまり研究が多くないらしい。これは文学の方も同様か。
そこで紹介されていた中で、チェックしないといけなさそうなのは↓

王はいかに受け入れられたか―政治文化のイギリス史

王はいかに受け入れられたか―政治文化のイギリス史