年末

いや、ほんと、ブログとしての意味がまるでなくなっているけれど、とにかく記録だけ。まあ、ログだからいいのか。

11月2日(土)、3日(日)、職場の大学祭にて、ゼミ生たちとあれこれ。初めての試みであったが、これはこれで楽しいものではある。学問から程遠い愚行との声もあるが、それはそれである。

11月4日(月)、プロペラ犬第5回公演『やわらかいパン』@赤坂RED/THEATER(脚本・水野美紀、演出・オクイシュージ、キャスト・水野美紀東京ダイナマイトハチミツ二郎松田大輔)/SNATCH)。個人的には今年のベストである。というか、個人的には毎年プロペラ犬がベストである。

11月9日(土)、十七世紀英文学会東京支部例会。17世紀の「解剖劇場」について。

11月15日(金)、劇団虚幻癖『赤い爪』@Live theater 間。旗揚げ公演と同じ演目による「回帰公演」。なんとなく、親戚の子どもの成長を見守る気分であった。

11月19日(火)、NODA・MAP第18回公演『MIWA』@東京芸術劇場。(作・演出 野田秀樹、出演 宮沢りえ 瑛太 井上真央 小出恵介 浦井健治 青木さやか 池田成志 野田秀樹 古田新太 ほか)。えらいもん観たわ。

11月23日(土)、大学の公開講座で、某売れてる若手「社会学者」を生で観る。面白い人ではある。企画としては学生たちとお話をするというものだったのだけど、学生たちがとても元気であった。

11月24日(日)、こっそり『叛逆の物語』を観てきた。すてき。

11月25日(月)、PARCO THE GLOBE TOKYO PRESENT INOUE respects SHAKESPEARE 2013"いのうえ シェイクスピア"『鉈切り丸』@東急シアターオーブ。(脚本:青木豪 演出:いのうえひでのり 音楽:岩代太郎 出演:森田 剛/成海璃子秋山菜津子渡辺いっけい千葉哲也山内圭哉、木村 了、須賀健太、宮地雅子/麻実れい若村麻由美生瀬勝久 他)。リチャード三世である。いのうえひでのりは、かつて『天保十二年のシェイクスピア』の演出をやり、その後にやはりリチャード三世ものである『朧の森に棲む鬼』を市川染五郎主演でやり、ついに古田新太主演で『リチャード三世』をやり、もういっかい翻案で今回の『鉈切り丸』である。どんだけ好きなんだ。まあ、マクベスとリチャードは新感線的なものには向いているのだろうけど。

12月7日(土)、大学のクラシックギターアンサンブル部の公演を聴きに。古典からアニソンまで、さまざまで楽しい。

12月13日(金)、上野の東京都美術館へ「ターナー展」を観に。「回顧展」ということでだいたい年代順なので、作風の変化もわかりやすい。とりあえず、まとめてこれだけ観れるのはありがたいことではある。それにしても、久しぶりの美術館は疲れてしまった。

12月14日(土)、十七世紀英文学会東京支部例会。ソネットの話。「ペトラルカ的」なソネットがどのようにイングランドに入り、受容されるとともに「反ペトラルカ的」なものを生み出したか。

12月26日(木)、シアターコクーンにて『マクベス』。(演出:長塚圭史 出演 堤真一常盤貴子白井晃小松和重江口のりこ横田栄司市川しんぺー池谷のぶえ平田敦子玉置孝匡福田転球、斉藤直樹、六本木康弘、縄田雄哉、松浦俊秀、井上象策、伊藤総、菊地雄人、山下禎啓、中嶋しゅう三田和代風間杜夫)。愛嬌もあり、ときに情けなくもあるマクベスという印象。六角形の舞台を客席が囲む配置はうまく生かされていたと思うし、これなら2階や3階の席からも面白く見れたかもしれない。「政治性」という点では、↓で論じられている通りかもしれないと思った。
http://d.hatena.ne.jp/saebou/20131213/p1

12月28日(土)、スチュアート朝研究会にてフレッチャーの The Island Princess を。


これ以外は、まあ、ひたすら通常業務+αであった。一時期は自分がパンフレット作成業者のスタッフなのではないかと思うくらいであったが。