英文学会&筋少

来週末の英文学会全国大会、新型インフルエンザの関係で懇親会は中止とのこと。普段お会いしない方々にご挨拶する機会だと思っていたのだけど、仕方ない。関西の方で、学校が休講になった高校生が、せっかくの休みをエンジョイすべくショッピングやらカラオ…

業務連絡(訂正)

携帯が故障したらしく画面が映らなくなったので、これから修理に出します。場合によっては買い替えということになるかもしれませんが、いずれにしてもしばらく携帯で連絡をとることができません。緊急の際には不都合があるかもしれませんが、ご容赦ください…

Gauri Viswanathan来日

以下のような催しがあります。私自身は行けるかどうかわからないのですが、ご関心のある方々はぜひお誘いあわせの上ご参加ください。事前申し込みなどは不要です。 植民地支配下のインドにおける教育・文学・政治をめぐって 〜ゴウリ・ヴィシュワナータンさ…

Gods and Freaks

二週間近く更新の間が空いた。その間にやっていたのは大体が校務と授業準備と授業で、そのあたりのことはあまりブログには書かないことにしようと思っていたら、他に書くことがなかったわけで。研究とかちゃんとしないとな。あとストップしたままの翻訳も。 …

「新世界」と「旧世界」

ドライデンの Aureng-Zebe は、ドライデン研究プロパーにおいては比較的マイナーで、しばしば「ドライデンがヒロイック・カプレットを用いて書いた最後の英雄劇」として言及されるに留まる場合もある。理由はいろいろあるのだろうけど、単純にあまりヒットし…

ひとりシェイクスピア

昨日25日(土曜日)、朝の授業の後に昼から駒場。毎年恒例のシェイクスピア祭(シェイクスピア協会と日本英文学会の共催)。今年は、2000年よりシェイクスピア全作品を一人芝居で順次公演中の楠美津香氏による公演『超訳 尺には尺を』。いやあ、これ、面白い…

今後の発表予定&ブレイク

前期にいくつか。 前から決まっていた十七世紀英文学会例会が6月半ば。 その10日後くらいに職場の人文科学研究所とやらで顔見世興行的に。 さらにその10日後くらい7月頭に「新しい身内」の学会(これも顔見世興行に近いけど)。ちょっと集中しすぎだけど、ま…

オリエント関係

5月の英文学会で「オリエント表象」のシンポがあるわけだけど、そこで主に扱われるのは(オスマン)トルコと中国/台湾あたりなので、6月の発表でドライデンのAureng-Zebe とインド(ムガール帝国)のことを少し考えてみるという私のネタは、まあ、ちょうど…

授業開始

大学としては昨日が授業開始日。私の担当クラスは今日(土曜一限!)から。本格的には来週以降。皆さん、よろしくお願いします。 授業後、BBC版の『から騒ぎ』をDVDで。ブラナーの映画版は台詞をだいぶ削っていたと思うけど、こっちはそれほどでもないようだ…

『表象』03

表象文化論学会の学会誌である『表象』の第3号が出てた。表象 03 特集〈文学〉のメタモルフォーゼ作者: 表象文化論学会出版社/メーカー: 表象文化論学会発売日: 2009/04/07メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 21回この商品を含むブログ (6件) を見る取り急…

最初の更新&初・宝塚

ということで、ブログのタイトルが変わって再スタートであります。 「出世魚のように」というコメントもいただきましたが、業界の方々はご存知の通り、むしろ数年後には元に戻る可能性もある身分です。いずれにしろ、心機一転やってまいります。とはいえ、こ…

最終更新

2年間、「一非常勤講師がたまに書く備忘録的な何か」をやってきましたが、諸事情ありまして今日で最後です。たいした中身のあるものではありませんでしたが、それでもいろいろな方々に読んでいただき、時にはエントリーの内容に関連して様々なご意見や貴重な…

英語教育、オリエント表象、コングリーヴ、そしてミルトンなど

27日(金曜日)は午後から駒場。若手同業者で年に数回集まって主に英語教育について意見や情報の交換をする会。人の授業の話は参考になるし、ときにはとても励まされたりもする。ありがたや。 28日(土曜日)と29日(日曜日)はともに午後から神保町。スチュ…

『蜻蛉峠』

夕方から赤坂見附。 劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎・壊(Punk)『蜻蛉峠』@赤坂ACTシアター。演出・いのうえひでのり、作・宮藤官九郎。出演は古田新太、堤真一、高岡早紀、勝地涼、木村了、梶原善、粟根まこと、高田聖子、橋本じゅん、その他その他。寂れた宿…

口頭発表と要旨

昨夜、去年6月の口頭発表について、年度末に出る会報に載せる報告用の要旨を書いていたのだけど、その発表は原稿が間に合わなくて、ハンドアウトと手元用の引用の訳だけ持っていって、だらだらとしゃべったのであった。同じ学会で今度の6月に発表することに…

感傷の本とエコ・テロリズムの本

ご恵贈いただいたのはずいぶん前なのだけど、なかなかちゃんと読む時間がなく(作品の構成上「本質的に」読みにくいので)、紹介も遅れてしまった。陳謝。感情の人 (松山大学言語・情報センター叢書)作者: ヘンリーマッケンジー,Henry Mackenzie,久野陽一,細…

WEB英語青年

紙媒体の最終号が先月出て、しばらく期間があくのかと思っていたら、すぐに始まった。学会予告などは紙より見やすいかも。 http://www.kenkyusha.co.jp/modules/03_webeigo/ そこにも書いてあったのだけど、N先生が某賞を受賞なさったとのこと。おめでとうご…

遅々として

進まぬ翻訳。ラフに訳しているだけなのに、一向にペースが上がらない。ということで、ようやく「3曲目」に突入。Kさんのレミオロメン『粉雪』。

「ふ」は「復讐」の「ふ」

いろいろやることはあるのだけど、GyaOで『Vフォー・ヴェンデッタ』を公開していたので観る(すいませんすいません)。しかし、この邦題はどうにかならなかったのか。原題 V for Vendetta は「VはVendettaのV」ということで、もちろんそのまま邦題にはならな…

Main Street

明日締切の原稿を昼過ぎまで書いて一段落。一晩寝かせて明日チェックしてメールで送付ということで、ぎりぎりか。やれやれ。あとは編者と編集者のチェックを受けて刊行までにいろいろ修正か。二年がかりのプロジェクトもあと一息。そのうちここでも詳細を報…

進捗状況のメタファー

敬愛するmjw先生が翻訳の進捗状況を「東部戦線」のメタファーでご報告中であるので(もうすぐ作戦終了の由。ご苦労様であります。)、その顰に倣って私もメタファーをもって報告を。とはいえ戦争のメタファーでは人真似もいいところなので、今回のvehicleは…

『パイパー』

夕方から渋谷。 野田地図(NODA MAP)第14回公演『パイパー』@シアター・コクーン。作・演出・出演は野田秀樹。出演者は、松たか子、宮沢りえ、橋爪功、大倉孝二、北村有起哉、田中哲司、小松和重、佐藤江梨子、コンドルズの面々、その他その他。 舞台は地球…

翻訳も開始

解題を書きつつ、次の翻訳も始めることに。春休み中に一通り訳すために毎日のノルマを決めてやろうと思うのだけど、実際どれくらいのペースでできるのかを確認した上で計画を立てる必要があり、まずは一晩でできるだけやってみようと。で、一応計算上は、3月…

文献解題など

何度も読み返している論文なのだけど、いざ解題を書くとなるとなかなか難しいもの(当たり前だけど内容も難しいし)。自分の理解の浅さも痛感するわけで、いい勉強にはなる。修行修行。 どうでもいいけど、全盛期のLoudnessなど聴いていると、「日本人でもこ…

追試など

今日は午前中から赤坂方面へ。期末試験をインフルエンザによる出席停止で受けられなかった学生2名のための追試験。その後すぐ採点、成績評価をして事務に提出。これにてめでたく今年度の授業関連の仕事はすべて終了。 shintak先生のところでジェーン・オース…

シラバス完成、そして

ようやく来年度のシラバスをすべて完成させる。ウェブ入力で明日が締切だというので今夜のうちにと思って書き上げたわけだけど、入力して「完了」をクリック(これで以後の修正はできなくなる)したあとで、よく見たら登録期間が一週間延びていた。なんと、…

詩人映画&ディアスポラ

詩人映画についてfirecat先生からさらに情報。感謝いたします。普段このブログではたいした情報は発信していないわけで、こういうとき人様に頼ってばかりというのは何とも申し訳ないことです。 そんなことを思いつつ、今日は昼から麻布の方へ。 シンポジウム…

ブレイクの「虎」

今度はwakagi先生から「情報提供」。ありがとうございます。Guilherme Marcondesというブラジルのクリエイターによるアニメーション作品で、ブレイクの詩をもとにしたもの。なるほど、こういうのもあるのか。かっこいいなぁ。虎を操る影は、あれはやっぱり"i…

詩の朗読

firecat先生の情報で、詩の朗読をYouTubeでいろいろ聞けることを知る。そうか、そういう時代であった。写真や肖像画などをいじって、本人が朗読しているように見せるなど、趣向が凝らしてあって楽しい。実際に本人の朗読の記録が残っているものはそれをアッ…

大いなる過ち&お知恵拝借

料理をしているときに他のことに気を取られてはいけない。 ましてや、魚を焼いているときにシラバスを書いていてはいけない。 焦げるよ。 それはともかく、ここをご覧の皆さまにお知恵を拝借いたしたく。実は来年度、「英語圏の詩」を講じることになりまして…